原因不明肺炎(軽症・中等症)に対する初期治療


 

細菌性肺炎疑い

非定型肺炎疑い

ペニシリン系薬(β-ラクタマーゼ配合剤)、

注射:ペニシリン系、セフェム系
 

マクロライド系薬#1、

テトラサイクリン系薬

#1:クラリスロマイシン、ロキシスロマイシン、アジスロマイシンなど

いずれも、およそ3日間の治療の後、有効性の判定を行い、抗菌薬の続行や変更を判断する。ひとつの指標として、初期治療でβ-ラクタム系薬を用いた場合には、マクロライド系薬やテトラサイクリン系薬を選択する。