大阪医科薬科大学学報 8号
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OMPU37  新 任 挨 拶1995年1995年1997年1999年2003年2004年2006年2007年2012年2022年2025年大阪医科大学医学部医学科 卒業大阪医科大学医学部内科学Ⅲ教室 入局 研修医大阪赤十字病院心臓血管センター内科米国ヘンリーフォード病院心臓血管研究所 リサーチフェロー大阪医科大学医学部医学博士 取得大阪医科大学医学部附属病院 臨床研修専任指導医大阪医科大学医学部内科学Ⅲ教室 助手(任期付)大阪医科大学医学部内科学Ⅲ教室 助教大阪医科大学医学部内科学Ⅲ教室 講師(准)大阪医科薬科大学医学部内科学Ⅲ教室 講師大阪医科薬科大学医学部内科学Ⅲ教室 教授大阪医科大学医学部 卒業大阪医科大学医学部形成外科学教室 入局埼玉医科大学総合医療センター病院 助手 大阪医科大学医学部形成外科学教室 助手東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科分子発生学分野 研究員大阪医科大学医学部大学院医学研究科博士課程 修了大阪医科大学医学部形成外科学教室 助教大阪医科大学医学部形成外科学教室 講師台湾:Chang Gung Memorial Hospital, Craniofacial Center, Visiting scholar 研究員大阪医科大学医学部形成外科学教室 講師大阪医科大学医学部形成外科学教室 診療准教授大阪医科大学医学部形成外科学教室 准教授大阪医科薬科大学医学部形成外科学教室 教授2003年2005年2006年2007年2010年2012年2016年2025年1996年1997年2003年2006年2010年2012年2015年2018年2018年2025年大阪医科大学医学部医学科 卒業大阪医科大学医学部産婦人科学教室 入局高槻赤十字病院産婦人科 医員大阪医科大学医学部産婦人科学教室 専攻医神戸掖済会病院産婦人科 医員大阪南医療センター産婦人科 医院大阪医科大学医学部大学院 入学大阪医科大学医学部大学院 修了大阪医科大学医学部産婦人科学教室 講師大阪医科薬科大学医学部産婦人科学教室 教授神戸大学発達科学部 養護教諭課程(修了)京都大学医学部附属病院 消化器外科・移植外科病棟滋賀医科大学医学系研究科修士課程修了(クリティカルケア看護学)京都橘大学看護学部 成人看護学 助手・助教京都橘大学看護学部成人看護学 講師天理医療大学看護学科 共通基盤看護学 講師大阪医科大学看護学部 急性期成人看護学分野 講師大阪医科大学附属病院 リンパ浮腫看護外来 従事(現在に至る)大阪医科大学看護学研究科博士後期課程修了(移植・再生医療看護学)大阪医科大学看護学部 急性期成人看護学分野 准教授大阪医科薬科大学看護学部 療養生活支援看護学領域急性期成人看護学分野 教授医学部内科学Ⅲ教室教授 森田 英晃2025年4月1日付で、医学部内科学講座 内科学Ⅲ教室の教授に就任いたしました。私は1995年に本学を卒業し、当教室へ入局しました。米国で心不全に関する基礎研究に従事し、帰学後は冠動脈疾患や心臓弁膜症に対する低侵襲血管内治療の発展に尽力してまいりました。これまでの経験を活かし、当教室の伝統を継承しつつ、より質の高い循環器診療を実践してまいります。高齢化社会の到来により心不全患者や循環器救急疾患が増加しており、高度急性期医療の提供と円滑な診療連携が重要です。予防医療や患者教育にも注力し、循環器疾患の発症予防、再発防止に貢献してまいります。また、診療・研究・教育のさらなる発展を目指し、最先端医療の提供、豊富な症例数に基づくエビデンス創出、高い倫理観と調整能力を持つ医療人の育成にも邁進してまいります。今後とも医局員と共に本学の発展に尽力してまいりますので、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。略 歴医学部形成外科学教室教授 塗 隆志2025年4月1日より、医学部生体管理再建医学講座 形成外科学教室の教授を拝命いたしました。形成外科は皮膚腫瘍切除の様な皮膚外科から、顔面骨の骨折、唇裂や小耳症などの先天異常、マイクロサージャリーの技術を用いた微細な血管吻合による皮弁の移植手術など、非常に広い分野の疾患を扱う診療科です。また、形成外科の手術は術式が決まっておらず、術者が患者様の状態にあわせて自分の持つ技術や研究から得た知見を組み合わせて手術方法を構築する必要があります。大阪医科薬科大学形成外科学教室は1982年10月に初代田嶋定夫教授が発足されてから現在に至るまで、形成外科が扱うあらゆる疾患において高いレベルの治療を提供できる形成外科医の育成が行われてまいりました。私自身も2003年に当医局へ入局して以来、顔面外傷の治療から、再建手術、先天異常の治療まで広い分野の治療に携わってまいりました。これらの経験を生かして患者様に寄り添える人間性と、高い技術を持った形成外科専門医の育成に努めたいと思います。今後ともご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。略 歴2003年2003年2005年2006年2008年2012年2012年2014年2016年2016年2018年2020年2025年医学部産婦人科学教室教授 田中 智人看護学部急性期成人看護学分野教授 寺口 佐與子2025年4月1日付で、医学部泌尿生殖・発達医学講座 産婦人科学教室の教授を拝命しました。私は2003年に大阪医科大学を卒業し、植木實教授主宰の当教室へ入局しました。その後、大道正英先生が教授に就任され、両教授から多くのことを学ばせていただきました。婦人科癌の治療と、その病態について研究を深め、現在では、子宮癌および卵巣癌の低侵襲手術を中心に診療を行っております。我々の教室には4つの専門分野があります。子宮・卵巣という女性特有の臓器を診る特性上、各分野が綿密にかかわっており、活発な意見交換が必要になるため、風通しの良い、活気ある教室運営を心掛けたいと考えております。近年、全国的に産婦人科医が減少し、医師の働き方改革の影響もあり、産婦人科勤務医の負担が増大しており、その中で、診療、教育、研究を行わねばなりません。教室員が助け合いながら、日々の仕事を充実させ、本学および教室の発展に貢献できるように努力いたします。今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。略 歴私は、肝移植看護実践での臨床疑問から、大学院で看護研究を志し、その後看護学部で教育・研究に携わってきました。2015年に本学に着任以後は、リンパ浮腫看護外来で診療に従事し、研究と実践を並行して取り組んでまいりました。今後も、看護部、医学部と協働し、リンパ浮腫ケアの実装化を目指した研究を進め、治療に還元してまいります。急性期成人看護学分野は、生命の危機的状況の理解を主眼とした看護学を教授する分野です。学部教育では、学生自身が臨床場面で能動的に取り組み成長できるように、教授法の工夫を重ねてまいります。大学院教育では、移植やリンパ浮腫などの特定の健康課題を有する対象・家族への移行期支援・長期継続支援に関する研究・教育に取り組んでまいります。本年は、看護学部開設15周年・大学院開設10周年を迎えた節目の年になります。卒業生が臨床から大学院で学び、また臨床に戻り、研究と実践を並行して取り組めるように若手看護師の育成に邁進していく所存です。 今後とも何卒ご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。略 歴

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