2025年度 職員入職式故・四方朋子先生十三回忌 墓前への参拝大阪マラソンボランティア第30回日本災害医学会パネルディスカッション登壇 Osaka Medical and Pharmaceutical University26ライフサポートクラブ医学部4年生 成 仁脩人事部 人事課学務部 医学事務課2025年2月24日(月)、大阪マラソンが開催され、ライフサポートクラブから約20名が救護ボランティアとして参加しました。大阪ライフサポート協会の医師や看護師とともに、メンバーはコース沿道での負傷者対応や、救護テント内での受付・サポートなど、それぞれの持ち場で選手の安全を支えました。当日は、私たちの担当エリア外で心停止された方が2名いらっしゃいましたが、いずれも無事に救命されたと聞いています。大阪マラソンでは、これまで心停止による死亡事例はないとのことです。雪の舞う厳しい天候の中での活動となりましたが、寒さに耐えながらも、医療支援の重要性と私たちの果たす役割の大きさを改めて実感する貴重な機会となりました。2025年3月6日(木)から8日(土)に開催された第30回日本災害医学会総会・学術集会において、パネルディスカッションに登壇しました。テーマは「災害のこれまでとこれからを考える〜BCP研修はどこへ行く?〜」で、救急医学教室で行った学生研究から「全国大学病院におけるBCP策定状況の現状と課題」について発表しました。災害時におけるBCP(事業継続計画)の整備が全国で進む中、本パネルへの注目度は高く、多くの聴衆に見守られる中での発表となりました。初めての学会登壇で緊張もあり、力を出し切れたとは言えませんが、非常に貴重な経験となりました。今後も研究を継続し、より深い知見を得られるよう努力していきたいと考えています。2025年度職員入職式が、2025年4月1日(火)に執り行われ、同時に本部キャンパス看護学部講義室1・4と管理棟第9会議室にオンライン中継されました。 <入職式出席者>教員:10名レジデント :63名事務員・技術員:56名高槻中学校・高槻高等学校教員:9名三島南病院:10名 看護師:150名臨床研修医:55名/臨床研修歯科医:3名2025年3月22日(土)、故・四方朋子先生の十三回忌法要に先立ち、佐野浩一学長、内山和久医学部長、四方朋子記念奨学基金修学奨励賞の受賞歴のある医学部生3名、学務部職員3名が、四方先生の墓前へ参拝を行いました。墓所は東大阪市の往生院六萬寺にあり、近鉄奈良線・瓢箪山駅から車で10分ほどの静かな山の中腹で大阪市内を一望できる環境に位置しています。到着後、学長からご住職へ永代供養に対する謝意をお伝えし、ご住職からは四方先生との生前の温かな交流や、先生の医療人としての姿勢についてお話を伺いました。続いて、学生を中心に墓石の清掃および供花を行い、参列者全員で墓前に手を合わせ、感謝の気持ちとともに、故人のご冥福をお祈りいたしました。故人の志とご遺徳に改めて触れる貴重な機会となり、参列者一同、それぞれの立場で今後の歩みに思いを新たにいたしました。36383537
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