大阪医科薬科大学学報 8号
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第3回安全保障輸出管理研修会教育研究内部質保証評価会議(第3回)開催第12回大阪医科薬科大学薬学部 学術講演会in東京を開催Osaka Medical and Pharmaceutical University22出典:公安調査庁   ホームぺージ研究推進課教育研究内部質保証評価会議薬学総務部 総務課永井 章氏高山 和郎氏〜慢性連日性頭痛を通じて」国立研究開発法人 国立成育医療研究センター 総合診療部部長 永井 章 氏東京大学医学部附属病院薬剤部  日本病院薬剤師会理事 災害対策委員会委員長 高山 和郎 氏2024年10月7日(月)、近畿公安調査局の担当者様をお招きし、経済安全保障をテーマに、日本が置かれている状況、実際に発生した事例等の紹介を交えながらご説明いただきました。対面とオンラインのハイブリッド形式で開催しましたが、録画および写真撮影がされませんでしたので、当日、ご参加いただいた方のみが受けられる貴重な研修会となりました。先ず冒頭の近畿公安調査局の仕事紹介では、 「公安」という組織名称から犯罪捜査、犯人逮捕という印象を持たれますが、それは誤解であり、破壊活動防止法および団体規制法に基づき、日本の公共の安全確保を図ることを任務とし、国内外の諸動向に関する情報収集と分析から得られた情報(インテリジェンス)を政府に提供することで、政府の各種施策に貢献しているなどの説明がありました。また、経済安全保障に関しては、海外から我が国の研究成果等の技術情本学の教育研究の内部質保証体制とその稼働状況を検証するために、学部間協議会の下に設置された教育研究内部質保証評価会議の第3回会議を2025年2月28日(金)に開催しました。会議は、佐野浩一学長を議長とし、各学部より選任された教員、他大学の教員、行政・職能団体・産業界等の関係者、患者の立場の者で構成され、各機構長、各学部長、各研究科委員長、各学部のセンター長が陪席しています。会議では、議長から本学の教育研究内部質保証の位置付けについて説明の後、出席した各機構長、各研究科委員長から、令和5(2023)年度の本学の教育研究にかかる内部質保証の取り組みについて、キャンパスライフ・レポート、教育年報、研究年報、学生 支援年報、大学院年報など見える化された資料をもとに報告が行わ れました。全ての報告が終わった後で、構成員の方々と、本学関係者との間で内部質保証体制の稼働状況を確認するための質疑応答大阪医科薬科大学薬学部と大阪医科薬科大学薬学部同窓会の共催により、「第12回大阪医科薬科大学薬学部 学術講演会in東京」を開催しました。第12回となる今回は、現地とオンライン参加のハイブリッド開催とし、各講演の後に行われた質疑応答の時間では、専門的な知見からさまざまな意見交換が行われ、大変活発で有意義な講演会となりました。開 催:2025年2月16日(日)内 容:講 演 1 「小児心身症におけるバイオサイコソーシャルモデルをどう捉えるか?講演 2 災害に備える「災害時医療と薬剤師 来るべき災害に備えよう!」報が狙われていること、そうした情報窃取の試みは、不正調達、人材交流、共同研究・共同事業、人材リクルート等あらゆるチャンネルを通じて行われていることなどについて、事例を交えながら、分かりやすくご説明いただき、とても有意義な研修会となりました。があり、構成員それぞれのお立場からの貴重なご意見をお伺いすることができました。本学の内部質保証システム、適切に稼働しているとの評価をいただきました。同会議の概要については、学部間協議会にフィードバックされ、本学ホームページで公表しております。222324

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