大阪医科薬科大学学報 8号
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桐谷重毅若手医師長期海外留学奨学基金 研究成果報告会院内コンサートを開催しましたOsaka Medical and Pharmaceutical University16総務部 総務課グリークラブ・管弦楽部2024年10月15日(火)、本部キャンパス歴史資料館大学院多目的講義室にて、2024年度桐谷重毅若手医師長期海外留学奨学基金(旧:ゴールドマン・サックス基金)研究成果報告会が、寄付者の桐谷重毅様ご臨席の下、植木實理事長、佐野浩一学長・副理事長、内山和久医学部長、勝間田敬弘病院長をはじめ30名弱の教職員が参加して開催されました。初めに植木理事長・本基金運営委員長から本基金設立の趣旨とこれまでの経緯、そして寄付者への感謝の言葉が述べられ、続いて、本基金運営委員及び審査委員でゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント株式会社元会長の桐谷重毅様からご挨拶をいただき、先に留学した先輩方が優れた成果を上げてきたことにより個人だけでなく組織と組織の結びつきが続いていくという素晴らしい循環を生んでおり、これからも継続してほしいと述べられました。次に、佐野学長・副理事長・本基金運営委員から挨拶があり、2024年3月に留学を終えて帰国された泌尿器科学教室助教(准)の木下将宏氏から海外留学研究成果の報告後、所属長の東治人教授から寄付者への謝意が述べられ、内山医学部長の挨拶で閉会となりました。2024年10月27日(日)、大阪医科薬科大学病院にて、5年ぶりとなる院内コンサートを開催しました。院内コンサートはグリークラブと管弦楽部共催の恒例行事でしたが、コロナ禍の影響により開催できない状況が続いていました。そのため初参加の部員ばかりで手探りでの準備になりましたが、当日は予想をはるかに上回る人数の患者さんにご参加いただくことができました。演奏は管弦楽部が『愛をこめて花束を』など6曲、グリークラブが合唱曲の『夜明けから日暮れまで』など5曲、最後に患者さんとの合同合唱として『ふるさと』を歌い ました。患者さんからは楽しかった、気分が安らいだなどのご感想をいただくことができました。患者さんへ音楽を通して気持ちを届けられる貴重な機会が復活し、再び恒例行事としてつないでいけることをとても嬉しく思うと同時に、今後も患者さんの気持ちを少しでも明るくできる演奏になるよう努力しなければと感じています。最後になりましたが、今回のコンサートにお力添えくださった先生方、職員の皆様に心より感謝申し上げます。 0506

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