Osaka Medical and Pharmaceutical University医学部では、海外協定校との間で、学生の臨床実習派遣・受け入れを行っています。今年は4月〜 5月にかけて4週間、医学部6年生14名を米国(ハワイ)、シンガポール、タイ、台湾へ派遣し、7月2日に報告会が開催されました(写真左)。また受け入れについては、韓国カトリック大学、国立台湾大学、マヒドン大学シリラート病院(タイ)、シンガポール国立大学、台北医学大学を含む各協定校から年間約15名がそれぞれ2〜4週間本学に滞在し、7月に薬学部では、海外学術交流協定校であるタイ王国・シーナカリンウィロート大学から留学生を受け入れています。シーナカリンウィロート大学とは交換留学を行い、毎年3月に本学薬学部生が渡航し、6月にシーナカリンウィロート大学の薬学部生が本学に来日します。今年は6月10日〜7月19日の日程で3名の留学生を受け入れ、本学滞在期間中はそれぞれの研究室で研究指導を受けたほか、薬用植物園見学、薬局見学、クラブ見学&体験、本部キャンパス見学、本学学生との観光など、さまざまな企画を体験し、交流を深めました。昨年度シーナカリ看護学部では、6月24 日〜7月5日の約2週間、台北医学大学の研修生3名に加え、今年度より初めてミネソタ州立大学マンケート校の研修生4名と教員1名を迎え、サマープログラムを開催しました。看護学部や高槻市役所の方の講義や演習、大学病院、外部施設等での研修、高槻市の市民活動への参加などを通し、本学学生や教員らと積極的な交流が図られ、言葉や文化の壁を越えて理解し学び合う様子がありました。6月28日にはミネソタ州立大学マンケート校のStacey Van Gelderen先生より「Simulation はハワイ大学の医学部2年生4名が各診療科で研修を行いました(写真中)。現地で同世代の学生と共に実習に参加することで一体感が生まれ、派遣・受け入れ学生とも、その後長く交流が続きます。特に受け入れ学生にとって、本学国際交流部員との活発な交流は忘れられない思い出になるようです(写真右)。コロナ禍で一時途絶えていた交流ですが、医師になってから再来日する学生もおり、今後、臨床での国際協力を担う人材として育っていくことが期待されます。ンウィロート大学へ渡航した薬学部生との交流も積極的に行い、国際交流の推進につながりました。今後も相互に協力、交流を行い、学術研究の活性化やグローバル人材の育成に寄与することを目指します。Standards of Best Practice: Focusing on the debriefing process」と題し教育講演が行われました。最新のシミュレーション教育についての講演と活発なディカッションが行われました。6月30日には、第1回International Dayを開催し、海外研修生・本学学生・教職員・地域住民の方々など約50名が参加されました。ミネソタ州立大学マンケート校のStacey Van Gelderen先生によるアメリカの医療についてのご講演や健康・医療・看護に関する発表・クイズ・体操を通して国際交流を楽しみました。国際交流センター、薬学学務部学生課、看護学部国際交流委員会国際交流18医学部医学部国際臨床実習学生派遣・受け入れ薬学部シーナカリンウィロート大学からの留学生受け入れ看護学部 受け入れ研修サマープログラム、教育講演会、第1回 International Dayの開催30
元のページ ../index.html#19