Osaka Medical and Pharmaceutical University2024年5月22日(水)、「令和6年度文部科学大臣からの感謝状伝達式」を、歴史資料館3階大学院多目的講義室に於いて執り行いました。式典には、医学教育のために献体いただきました22名の方のご遺族にご臨席を賜り、本学からは、内山和久医学部長、近藤洋一解剖学教室教授、関係職員が出席しました。内山医学部長からご遺族へ、文部科学大臣からの感謝状を伝達し、深い謝意と追悼の辞を込めたご挨拶を行い閉式となりました。一日看護師体験は、大阪府が主催しており、将来看護師を目指そうとしている方、看護師に興味がある方の職業体験です。今回、大阪府下の高校に在学中の生徒10名が参加されました。白衣を着て、病棟で看護師の仕事を見学したり、食事の配膳や足浴などの体験をしていただきました。生徒の方々からは「安心感のある笑顔で接しており、丁寧に患者さんに寄り添っていて、看護師の素晴らしさを知りました」「私も担当してもらった看護師さんのように生き生きとした看護師になりたいです」などの感想がありました。この体験によって、一人でも多く看護師を目指す方が増えることを願っております。2024年6月29日(土)、『第2回大阪医科薬科大学メディカルトレーニングクラブ二次救命処置(ALS)研修会』を開催しました。ALSとはAdvanced Life Supportのことを指します。本研修会は一般社団法人大阪府医師会/公益社団法人日本医師会のALS研修および一般社団法人日本救急医学会のICLS(Immediate Cardiac Life Support)に認定されたコースで、ALS大阪二次救命処置コースガイドに従って進められました。コースディレクターには市立豊中病院救急科の小林正直先生、インストラクターとして総合医学研究センタートランスレーショナルリサーチ部門の谷口高平先生をお招きし、昨年度同コースをまた同日14時から、本学菩提寺である光松寺にて、「令和6年度ご遺骨返納法要」を執り行いました。法要には、文部科学大臣からの感謝状伝達式に続き、献体いただきました22名の方のご遺族にご臨席を賜りました。近藤教授および医学部生代表者が祭文を奉読し、ご遺族および本学教員、参列した医学部生122名がご焼香をあげました。また、内山医学部長からご遺族へ本学からの感謝状を贈呈し、医学部生代表が感謝の気持ちを込めてご遺骨を返納いたしました。最後に、近藤教授が謝辞を述べて法要を終了しました。受講した医学部生2名もインストラクターとして参加しました。受講者は4年生、5年生のメディカルトレーニングクラブ部員4名に加え、今回初の試みとしてライフサポートクラブから看護学部の部員も参加し、BLS、気道管理、リズムチェック、シナリオステーションなどを行いました。参加者全員が真剣に取り組み、多くの学びを得ることができました。受講生は次回以降、インストラクターとして参加し、さらに理解を深める予定です。今後も年に1〜2回の開催を計画しておりますので、興味のある学生は是非ご連絡ください。感謝状伝達式ご遺骨返納法要学務部 医学事務課病院看護部医学部 5年生 塚田泰成16高校生の一日看護師体験受け入れ24令和6年度文部科学大臣からの感謝状伝達式およびご遺骨返納法要2526第2回 メディカルトレーニングクラブ二次救命処置(ALS)研修会を開催
元のページ ../index.html#17