大阪医科薬科大学学報 7号
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OMPU毎年4月2日は国連が定める「世界自閉症啓発デー(World Autism Awareness Day)」であり、4月2日から8日は発達障害啓発週間です。全世界の人々に自閉症を理解してもらう取り組みが行われています。自閉症をはじめとする発達障害について知っていただくこと、理解をしていただくことは、発達障害のある人だけでなく、誰もが幸せに暮らすことができる社会の実現につながります。この取り組みを一人でも多くの方に知っていただくことを目的に、今年は7号館1階に展示スペースを設けました。関連書籍や、LDセンターの子どもたちの作品をパネルでご紹介するとともに、ミニレクチャーを医学部・看護学部学友会主催で新入生歓迎会「炎祭(ひまつり)」を6月15日に、さわらぎキャンパスにて開催しました。 午前は体育館にてフットサル大会を行いました。新入生のチームも含む計7チームがエントリーし、白熱した試合が繰り広げられていました。応援にも大勢の学生が集まり、体育館は熱気に満ちあふれていました。午後からは、グラウンドに場所を移し、金沢徹文医学学生生活支援センター長のご挨拶を皮切りに、各クラブの模擬店、野外ステージでの軽音楽部の演奏、新入生が仮装して参加する学生イベントを行いました。新入自動上映しました。また、阪急阪神ホールディングス株式会社にもご協力をいただき、本学のLDセンタースタッフが執筆したコラム「ココロコラム」vol.1からvol.4が掲載されている健康情報誌「Well TOKK」をご提供いただきました。さらに昨年につづき、世界172か国で行われるブルーアクション「LIGHT IT UP BLUE」にも参加しました。これらの啓発活動は今後も継続していきたいと思います。※自閉症と発達障害のモチーフはジグソーパズル、シンボルカラーはブルーです。生も楽しく参加し、18時30分の閉会まで大変な盛り上がりで、無事に幕を下ろしました。これまでコロナ禍で例年通りの形態で行事を行えませんでしたが、昨年同様飲食物の調理を伴う模擬店を開き、今回では5、6年生の参加が認められ、より以前のような炎祭を行うことが出来ました。少しずつではありますが、出来ることが増えて、学生同士の交流が深まり、嬉しいばかりです。開催に伴い、ご尽力いただきました先生方、全ての関係者の方々に感謝申し上げます。医学部・看護学部学友会 会長 熊野仁LDセンター/総務部 企画・広報課15世界自閉症啓発デーと発達障害啓発週間新入生歓迎会「炎祭(ひまつり)」を開催OMPU TOPICS※記事の中の名称や肩書き等は、当時のものです。2223

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