OMPU第20回研究奨励賞 ブレチン部門Left Atrial Relaxation Index is an Independent Predictor of the Presence of a Left Atrial Low Voltage Zone in Patients with Atrial Fibrillation 内科学Ⅲ教室 野村 悠文2024年5月14日、初期研修医向けの外科手技ハンズオンセミナーを開催いたしました。2023年10月の開催に続いて2回目になります。前回はシミュレーターを用いた高度な手技の実習でしたが、今回は豚皮を用いた縫合と糸結びに絞ったセミナーにしました。想定を上回る24名に参加いただきました。約半数が外科系志望者でした。事後アンケートでは「消化器外科は将来の進路として考えていなかったものの興味を持った」と3割が回答してくれております。本年4月、一般社団法人日本消化器外科学会から『地域における消化器外科の診療体制維持のために必要な待遇改善について』の声明文が公表されました。消化器外科医の減少に歯止めがかからず、必要な医療が十分に提供できない未来が予想されます。少しでも消化器外科に興味を持ってくれる若手医師が増えてくれることを願っております。また、半数の参加者は外科系の進路を考えていないにもかかわらず参加していただきました。専門性にとらわれず、基本的な手技を学ぼうという姿勢は素晴らしいと思いますし、そのような若手医師を全力で応援いたします。すべての研修医にとって学びになるようなセミナーを今後も開催していく予定です。今後ともご支援の程よろしくお願いいたします。2024年6月12日(水)、本部キャンパス講義実習棟学Ⅰ講堂会場およびオンライン配信によるハイブリッド開催により第100回医学会総会および2024年度春季学術講演会が開催されました。講演に先立ち、第20回研究奨励賞授賞式が執り行われ、他雑誌部門で医学部泌尿器科学教室 ■野拓也先生が受賞し、ブレチン部門では医学部内科学Ⅲ教室 野村悠文先生が受賞しました。また、特別講演では、医学部内科学Ⅳ教室 武内徹 専門教授および医学部眼科学教室 喜田照代 教授にご講演いただきました。第20回研究奨励賞 他雑誌部門CRISPR screens reveal genetic determinants of PARP inhibitor sensitivity and resistance in prostate cancer 泌尿器科学教室 ■野 拓也当院のがん患者さん、ご家族を対象に開催しているがん患者サロン「ひだまり」では、コロナが5類に移行した事で、2023年度は6月3日、10月7日、2024年3月2日の3回現地開催し、累計56名の方が参加されました。勉強会では、放射線腫瘍科専門医より『放射線療法について』、薬剤師より『アピアランス(外見)ケア』、管理栄養士より『がんの治療と食事』等、当院の多職種のスタッフが講師となり、患者さんに配慮した身近なテーマでわかりやすい講演が行われました。勉強会の後の交流会では、初参加の患者さんやご家族もおられ、それぞれ抱えている問題は違っても、患者さん同士で交流をはかられ、悩みを共有されていました。短い時間ではありましたが穏やかに進行することができました。今後も患者さんやご家族ががん患者サロン「ひだまり」に参加され交流される中で、お互いの悩みを共有され『楽しかった』と感じていただけるよう一層尽力してまいります。〇特別講演「膠原病に伴う間質性肺疾患の診断と治療」内科学Ⅳ教室 専門教授 武内 徹「眼循環疾患と全身との関わり」眼科学教室 教授 喜田 照代内山和久会長 ■野拓也先生内山和久会長野村悠文先生勉強会内科学Ⅳ教室 武内徹 専門教授交流会眼科学教室 喜田照代 教授がん相談支援センター大阪医科薬科大学医学会事務局11OMPU TOPICS※記事の中の名称や肩書き等は、当時のものです。一般・消化器外科学教室 助教 富岡 淳第2回外科手技ハンズオンセミナーを開催しました第100回医学会総会・2024年度春季学術講演会2023年度がん患者サロン「ひだまり」開催報告121413
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