大阪医科薬科大学の“チーム”の一員である部署をピックアップしてご紹介します。▶看護キャリアOMPUvol.9看護キャリアサポートセンターは、看護学部、大学病院、三島南病院、訪問看護ステーションの連携・協働のもと、2022年7月に新設されました。場所は大阪医科薬科大学病院2号館3階にあります。センターでは、地域社会に貢献できる看護人材の育成と看護職のキャリア支援を目的として、さまざまな研修を企画、開催しています。センター員は10名と少数ではありますが、皆、明るく、パワーは全開!ほとんどのスタッフは病院、あるいは看護学部との兼務でありながら、「看護をよくしたい」「受けてよかったと思っていただける研修をしたい」という熱い思いを持って取り組んでいます。今年度は7コースの研修を実施しサポートセンターOMPUの37ています。潜在看護師を対象とした復職支援プログラムにはベーシックコースとスキルアップコースがあり、新たな就職へとつながっています。訪問看護師を対象としたプログラムは、訪問看護基礎コースとエキスパートHOMEナース(令和4年度文部科学省助成金獲得)の2つがあります。そして、看護職の実践力向上をめざしたシミュレーション研修3コースを実施しています。こうした研修を進めるにあたり、教育研修、研修生対応、事務という3つのワーキンググループを中心にスタッフ一丸となって企画立案し、運営をしています。研修生にとって楽しく実りある研修となるよう、一人ひとりのニーズや課題に目を向け、コミュニケーションをしっかりとりながらきめ細やかなサポートをしています。また、研修を進めていくには、臨床現場で活躍されている専門看護師や認定看護師をはじめとする専門的かつ高度な実践力をもつ看護師の皆さま、看護学部の教授陣のお力が必要不可欠です。まさに、OMPUの「看護の力」を結集した学びの場となっています。さらに、センターではトレーニング用のナーシングアンシミュレータやポータブル画像診断用の各種模型等を設置し、実践の場に即した学習ができるよう工夫しています。今後、こうした機器設備の共同利用も検討していきますので、ぜひご活用いただきたいと思います。新たな年を迎え、センターでは地域におけるさまざまな健康課題に対応していけるよう、今後も看護職の皆さまに学び直しの場を提供してまいります。看護職の学習ニーズやその変化を察知し、ご要望と期待に沿えるよう力を合わせチャレンジしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。医療をめぐる変化を察知し、医療をめぐる変化を察知し、看護をよりよくするために行動する看護をよりよくするために行動する
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