大阪医科薬科大学学報 6号
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大阪医科薬科大学の“チーム”の一員である部署をピックアップしてご紹介します。▶防火・防災センターOsaka Medical and Pharmaceutical Universityvol.8OMPUの26学校法人大阪医科薬科大学 防火・防災センターが2023年9月1日に設置されました。同センター設置の目的は、本法人各事業所における患者さん、学生、職員、来院者等はもちろんのこと、すべての職員に、安心と安全を提供することです。一番目に、安心を提供するためには、各種消防設備の維持管理はもとより、自衛消防隊組織力の向上を図る目的から、消防機関との連携した消防訓練の実施や法人内部の活動として統括防火・防災管理者及び各事業所防火管理者を中心とした各種シミュレーション訓練を実施することにより、災害発生時おける迅速かつ冷静沈着な防災活動を展開することです。二番目の、安全を提供するためには、法人全体が一丸となって想定されるあらゆる災害に対応できる組織体制を構築することが肝要です。具体的には、統括防火・防災管理者が各事業所の防火管理者と協力し日常の安全対策から非常時の対応に至るまで意思疎通を図り、各事業所の防火・防災センター員を確実に機能させることが最も有効であります。また、本部キャンパス災害対策委員会をはじめ、各事業所に常設されている防火・防災管理委員会等との連携が重要であります。更には、日常の警備を担当していただいております、コスモ警備保障株式会社の警備員の方々と災害対応訓練を実施するなどの連携が安全を提供するためには必要となります。防火・防災センター職員は、本来業務との兼務担当員であるからこそ各部署の業務を細部にわたり把握しているため、きめ細やかな災害対応ができるものと考えております。これからも、防火・防災センター職員は、一丸となって前述の目的を達成するため日々精進してまいります。火災、不安を見守り火災、不安を見守り未来に“いのち”をつなぐ仕事です未来に“いのち”をつなぐ仕事です

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