vol.7薬学学務部教務課では、薬学部及び大学院薬学研究科の授業を運営するために必要な事項全般を担当しており、学生さんが学びやすい環境づくりに努めています。学部に関しては、日々の授業運営のサポートがまず大事な仕事です。特にコロナ禍の中では、遠隔授業の導入等、それまでと業務のあり方が大きく変わり、日々の状況の変化に対応するのが大変でした。また、前期は7月、後期は1月の定期試験に向けて、試験座席表の準備や試験問題の印刷や成績管理といった気の抜けない業務が続きます。4年生で受験する薬学共用試験(OSCE、CBT)の実施についても担当しており、毎年12月に向けて先生方と協力して大掛かりに準備Osaka Medical and Pharmaceutical University40大阪医科薬科大学の“チーム”の一員である部署をピックアップしてご紹介します。▶薬学学務部教務課OMPUのを行っています。5年生で行われる学外の病院・薬局での実務実習に関する業務も担当しており、実習先の割り振りや実習施設との契約書類の取り交わしといったことも行っています。そして薬学部生の最終目標である、薬剤師国家試験の出願に関する事務や、国家試験対策の補習授業運営に関する事務も大事な業務の一つです。大学院薬学研究科については、授業運営のサポートの他に、入学試験や学位申請に関する業務が大きな比重を占めています。学生さんと直接かかわりのない業務としては、卒業生の方や一般の薬剤師の方に向けた生涯学習の講座の運営事務や、薬学部教員の方のFD(Faculty Development)のサポート、教育に関する各種調査や統計資料の作成、教授会をはじめとした各種会議の運営といった業務を担当しています。なお2024年度は、新しい薬学教育モデル・コア・カリキュラムに対応した新カリキュラムの運用開始、薬学教育評価機構による分野別認証評価といったことが控えており、通常の業務に加えて、今年度はその準備も行っています。ミスが許されない神経をつかう業務も多いため、時にはピリピリとした雰囲気も漂っていますが、窓口に来られる学生さんにはできるだけ公平かつ安心感を持ってもらえる対応ができればと考えていますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。薬学部生の学びを薬学部生の学びを多様な側面からサポートしています多様な側面からサポートしています
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