大阪医科薬科大学学報 5号
23/48

④ 看護学部⑤ 留学生受入れ⑥ 留学生交流ソウル国立大学学生実習マヒドン大学学生実習七夕会国立台湾大学学生実習ハワイ大学学生実習学生交流Osaka Medical and Pharmaceutical University22国際交流センター3月11日~26日まで協定校であるミネソタ州立大学マンケート校に1年生2名を派遣しました。語学研修や看護学部での講義や演習への参加、病院や医療施設の見学、学内外のアクティビティへの参加、ホームステイ等、多岐に渡る充実した活動を行いました。現地の看護学生や教員との交流を通しディスカッションする中で、日米の文化、保健医療制度、看護師の役割、看護教育の共通点・相違点について学びを深めることができました。価値観の多様性を肌で感じながら意見交換することで、広い視野で考える力が養われており、帰国後は学内での研修報告会やオープンキャンパス等でも、その学びを詳細に発表しました。●協定校から各学部で留学生の受け入れを行っています。インターナショナル・クリニカル・エレクティブ2023年1月から留学生の受け入れを再開しました。1月の国立台湾大学を皮切りにマヒドン大学(タイ)、ハワイ大学、ソウル国立大学校、台北医学大学の学生が4週間の見学実習を行いました。医学部の各教室の協力の下、留学生それぞれが希望する科での実習は、本学学生と一緒に行われます。共に学ぶことで、本学学生にとってもグローバルな視点を養うよい機会となっています。医学部:薬学部:2023年6月12日~7月21日の6週間の日程でシーナカリンウィロート大学(タイ)から、留学生3名を受け入れました。本学滞在期間中は、各学生が希望する研究室で研究活動を行いました。また、関西BNCT共同医療センターや近隣の調剤薬局なども見学しました。さらに、受け入れ研究室の学生と関西のお城や名所旧跡巡りなども行い、茶道部や弓道部の見学など日本の文化に触れる体験もありました。看護学部:サマー・プログラムとして、協定校である台北医学大学看護学部から学部生5名と大学院生1名を受け入れました。研修生らは、看護学部の講義や本学病院での研修、外部の精神科病院や高齢者施設での研修、高槻市の市民活動への参加や高槻市役所の方の講義など、さまざまなプログラムに参加し、看護教育、医療システム、日本と台湾との違いなど多くを学びました。研修生にとっては本学が初めての海外研修先であり、開始時は緊張し戸惑う姿も見られましたが、本学学生や教員との交流を通して、言葉や文化の壁を越えて理解し学び合う様子がありました。看護学部で開催した歓送迎会や、本学3学部の学生との週末のアクティビティでは学生同士で活発に交流を深めていました。国際交流部を中心に留学生と本学学生との交流を行いました。医学部、薬学部、看護学部で留学生の受け入れ時期が重なったため、3学部合同で京都観光や七夕会を開催しました。平日は実習プログラムが詰まっている留学生たちですが、休日や平日の夕方以降、本学の学生とのさまざまなイベントを通して、交流を深めています。3 教職員国際交流医学部と交流協定を結んでいるソウル国立大学校医学部職員の研修を行いました。職員の国際交流は初めての試みでしたが、お互いの大学のシステムの紹介や意見交換をする貴重な機会となりました。病院や関西BNCT共同医療センターの見学も行い、半日という短い時間でしたが充実した研修となりました。

元のページ  ../index.html#23

このブックを見る