大阪医科薬科大学学報 4号
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Osaka Medical and Pharmaceutical University8左から:武内徹専門教授、松田翔悟助教(准)、木坊子貴生助教(准)、小谷卓矢特務講師産学官連携推進室左から:高槻市消防本部の消防総務課 岸田優一副主幹、松尾邦幸課長、原田辰幸消防長、東真那看護師、中山サツキ看護部長、南敏明病院長左から:武内徹専門教授、松田翔悟助教(准)(指導教官)、橋本言子さん(4年生)植村咲月さん(4年生)、小谷卓矢特務講師(指導教官)医学部 内科学IV教室(リウマチ膠原病内科)病院看護部2022年8月29日(月)、「第1回研究カフェ」を開催しました。これは、研究者同士で学部間の壁を超えて気軽に相談できるような場を提供してほしいとの要望に応えるもので、医学部、薬学部、看護学部の研究者に加え、病院医療従事者も交えた多職種の方々がざっくばらんに参加できる座談会として企画したものです。初回から11名もの研究者、医療従事者の方々に参加いただきました。最初に自己紹介を兼ねてご自身の研究内容等について紹介していただき、その後、産学官連携コーディネーターがファシリテーターとなり、参加者同士で「現在の研究の悩み」や「現在進めている研究に対する他職種からのコメント」等活発な意見交換が行われ、盛況のうちに終了となりました。参加者からもこの様な場を続けて設けてほしいとの声をいただき、部署・部門間の垣根を超えた交流の場として、今後も定期的に開催する予定です。皆様の奮ってのご参加をお待ちしております。内科学IV教室(リウマチ膠原病内科)の特別職務担当教員の小谷卓矢講師と木坊子貴生助教(准)、松田翔悟助教(准)が9月3日(土)~4日(日)、神戸国際会議場で開催された第31回日本リウマチ学会近畿支部学術集会において、一般演題優秀賞を受賞しました。松田助教(准)は一般演題の中で最も優れた内容であるとプログラム演 題:『血清バイオマーカープロファイルを用いた間質性肺炎合併顕微鏡的多発血管炎の病態検討』(松田翔悟)『動脈硬化を合併する関節炎の新規モデル作製と、その病態の検討』(木坊子貴生)『間質性肺疾患治療ソースとしてのヘパリン共培養間葉系幹細胞の適応性検討』(小谷卓矢)『ヒト臍帯血由来間葉系幹細胞の間質性肺疾患マウスに対する効果の検討』(学生研究)『ヒト臍帯血由来間葉系幹細胞の全身性エリテマトーデスモデルマウスに対する治療効果の検討』(学生研究)8月に高槻市内で発生した救急事案に際し、当院の東真那看護師(74病棟)が迅速な救命活動を行い人命を救ったことへの功績に対し、高槻市消防本部より感謝状がを贈られました。東真那さんのコメントこの度は、このような感謝状を頂戴し、とても嬉しく思っています。何より救急搬送された方が無事で安心しました。私は今までに一次救命処置について院内で学ぶ機会があり、実際に病棟でも患者さんに実施することがありました。こうした経験を活かして人命救助に携われたことは、今後の自信に繋がったと感じています。委員会が選出したプログラム委員会賞をダブル受賞しました。また医学部4年生の植村咲月さんと橋本言子さんが学生研究で得られた成果を同学術集会で発表し、うち1つの演題が発表演題の中から優れている演題に表彰される一般演題優秀賞を受賞しました。初めてとなる「研究カフェ」を開催しました第31回日本リウマチ学会近畿支部学術集会において一般演題優秀賞とプログラム委員会賞を受賞東真那看護師に高槻市消防本部より感謝状が贈られました060807

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