大阪医科薬科大学学報 4号
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看護キャリアサポートセンター学務部 医学事務課看護キャリアサポートセンターは、文部科学省令和3年度「DX等成長分野を中心とした就職・転職支援のためのリカレント教育推進事業」採択を機に、2022年7月に開室されました。本センターは、変化する社会や制度、複雑多様化する医療ニーズに応え、地域社会に貢献できる看護人材の育成と看護職のキャリア支援を目的としています。10月には、植木實理事長から大きなエールが贈られるなか第1期生21名を迎え、助成事業である「テーラーメイドカリキュラムにより潜在看護師の希望を実現するリカレント教育プログラム」が開講されました。この教育プログラムは、看護倫理や看護技術などの基礎科目のほか多くの選択科目を配置し、ICT等さまざまな学習形態による授業展開、ハイブリッドシミュレーターによる看護技術演習やディブリーフィングによる課題分析、さらに多様な場での臨地実習による看護実践力の強化が特長です。また、キャリアコーディネーターによる学習相談や復職相談など、研修生一人ひとりへのきめ細やかなサポート体制もウリのひとつとなっています。研修生は最新の知識と技術を学び復職への不安を払拭し、看護とは何かを再確認し理解を深める機会となりました。11月には2ケ月間の研修を終え、20名の研修生が復職への第1歩を踏み出すことができました。コロナ禍であるにもかかわらず、関係者の皆様には、本事業へのご理解ご協力を賜りましたこと心より感謝申し上げます。 現在、医療の場は、大きな変革期を迎えています。地域包括ケアが推進されるなか超高齢社会における医療・看護サービス需要の増2022年度 Student Doctor 認定証授与式日 時:2023年1月6日(金)場 所:新講義実習棟P1012023年1月より、コア クリニカル・クラークシップの実習を開始する4年生に、Student Doctor の認定証が授与されました。学生代表が内山和久医学部長より認定証書を受け、南敏明病院長よりStudent Doctor認定カードを着けていただきました。4年生 学生代表 檜澤祐吉Student Doctor認定証授与式について、まずは開催にあたりご尽力してくださった関係者の方々に感謝申し上げます。そして、無事にStudent Doctorに認定されたことを嬉しく思います。2023年1月6日に、私たちはStudent Doctor認定証を授与され、大はもとより、医療の質に対する国民意識の高まり、ウィズ・ポストコロナ、自然災害等への対応が求められています。また、医療技術の高度化やDX化、グローバル化といった進化する状況にも対応していくことが不可欠です。看護キャリアサポートセンターでは、こうしたさまざまな課題に対応していけるよう、学内、学外でご活躍されている看護職の皆様、再就職あるいは転職をご検討の方々に学びの場を提供し、広くご活用いただけるようにと考えております。今後とも皆様のご指導ご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。看護キャリアサポートセンターhttps://www.ompu.ac.jp/career/index.html晴れてStudent Doctorになることができました。これまでの約4年間を振り返ってみると、新しい経験の連続だったと思います。大学入学前とは異なり、学年全員が医師を目指す仲間として医学を学びながら一体感を持って日々を過ごしました。新型コロナウイルスの影響で例年通りとはいかないことが多かったですが、様々な授業や実習で多くのことを経験させていただきました。多くの専門的な知識が要求される試験に戸惑い、心が折れそうになることもありました。ですが、友と共にそうした困難に立ち向かえば乗り越えることはできましたし、これからも必ず乗り越えられると信じています。これからStudent Doctorとして医療現場で実習させていただくにあたり、医療人としての自覚を持つとともに、これまでの経験を活かしながら、実際の現場でしかできない経験をしっかりと受け止め、学習し、力にしていきたいです。そして2年後、学年の仲間全員で立派な医師になれるように、切磋琢磨していきたいと思います。リカレント教育プログラム開講医学部4年生にStudent Doctorの認定証が授与されました23OMPUOMPU TOPICS※記事の中の名称や肩書き等は、当時のものです。5556

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