大阪医科薬科大学学報 4号
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Osaka Medical and Pharmaceutical University20「今、繋がる 未来に、繋げる SDGs」「SDGs MISSION ~みんなで繋ぐ、未来へのバトン~」「気づく視点。変える行動。SDGs」「想い、繋ぎ、高めよう!SDGsで育て未来!」前列左から 前田高槻中学校・高等学校教頭と植木理事長後列左から 佐野学長・副理事長、濱岡理事長補佐・副理事長社会貢献・SDGs推進室最優秀賞「SDGs つながる世界、つながるいのち」 優秀賞 高槻中学校・高等学校 教頭 前田 秀樹高槻高等学校 2年生 清水 萌衣高槻中学校 3年生 山本 旭隼病院事務部医事課 課長補佐 近都 貴志高槻高等学校 2年生 田﨑 わこ満ちたものでした。これら応募作品の中から、最優秀賞1件、優秀賞4件、佳作22件が選ばれ表彰されました。全27作品をステッカーに印刷して、掲示板などを通じて本法人の社会貢献・SDGs活動活性化のために役立てていきます。報を提供していただきました。この二つの公開講座に関するアンケート結果はいずれも好評で、これら講演会の模様は社会貢献・SDGs WEBサイト上で動画配信しており常時ご覧いただけます。ニケーションの機会があり楽しかったとのコメントが寄せられており、今年度以降も少しでも多くの学生に参加機会を提供したいと考えています。また、各学生をご指導いただいた4名の教員の方々も休日に多くの労力を割いていただきました。本教育の模様は、参加した教員、学生8名による座談会形式で、2023年12月発行予定のサステナビリティ活動冊子(第4版)で紹介する予定です。SDGs活動をご紹介します1「令和4年度 社会貢献・SDGsスローガン」を募集しました社会貢献・SDGs活動の更なる活性化と浸透を目的にスローガンを募集しました。本募集は初めての試みでしたが、71名から167作品の応募があり、特に高槻中学校・高等学校からは43名の生徒さんから優れたスローガンが多数応募されました。作品の内容も使命感を持って社会貢献・SDGs活動を行い、社会を良くしていこうという意欲に212月に2つの「SDGsセミナー」を開催しました世界各国の大学の社会貢献・SDGs活動を評価する「THE大学インパクトランキング」の評価指標として、1.教職員や学生・生徒がSDGsを学ぶための学習機会を設けていること、2.地域住民など学外のステークホルダーのために公開講座などを通じて社会貢献活動に対する教育機会を設けるアウトリーチ活動を行うこと、が求められています。本法人では2022年12月にこの2種類の公開講座を開催し、多くの方々にご参加いただきました。前者は大阪大学の総長補佐・SSI長の堂目卓生教授をお迎えし、「誰ひとり取り残さない」社会の実現を目指した大阪大学の活動事例や、大阪・関西万博を目前に控えた各大学のSDGs活動などを1時間余りにわたってご講演いただき、今回初めて、高槻中学校・高等学校でもオンラインで視聴していただきました。後者は高槻市の後援で、施設課が関西電力(株)と共創して地域住民や患者さんなどの多様なステークホルダーを対象に、エネルギー節減やゼロカーボンに関する活動方針や取り組み例、家庭で出来る環境問題への貢献など、今後の社会生活で役立つ有益な情3国連大学主催「国連SDGs入門」に本学学生4名が参加しました本学は2020年10月から国連大学主催のSDG大学連携プラットフォームに社会貢献活動に積極的に取り組んでいる国内有数の29大学と共に参加しています。「SDGsカリキュラム分科会」が2022年10月~11月の休日・祝日を利用して開催した「国連SDGs入門」教育に本学学生4名(医学部2名、薬学部1名、看護学部1名)が参加しうち3名が見事に修了しました。終了後に、非常に有益かつ他大学の学生とのコミュ47

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