大阪医科薬科大学学報 4号
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総務部 総務課ゴールドマン・サックス若手医師長期海外留学支援奨学基金研究成果報告会大阪医科薬科大学医学会研究推進課研究推進課佐藤貴子教授花岡伸治特務教授Osaka Medical and Pharmaceutical University10研究活動を実施する場合、文部科学省が定めた「研究活動における不正行為への対応等に関するガイドライン」および「研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン(実施基準)」では、定期的に教育研修の受講が求められています。両ガイドラインに基づき、本学が研究公正への取り組みとして実施している、研究不正防止のための研究倫理教育及び公的研究費の不正使用防止のためのコンプライアンス教育研修を2022年度より一本化し、実施しています。今年度の教育研修については、EY新日本有限責任監査法人の宮本香先生を講師にお迎えし、「大学の先生が留意しないといけないコンプライアンス意識とは」と題し、これまでの事例等も含めて解説いただきました。この教育研修はeラーニング形式(ELNO)で実施しており、理解度確認シート(6割以上の正答)および誓約書の提出をもって、受講修了済とみなします。また、今年度より研究倫理教育とコンプライアンス教育研修は同時受講の扱いとなり、受講後は両教育研修ともに受講日より3年後の年度末までが有効期間となります。公的研究費を獲得された方、または、公的研究費の事務等に関わられる方、さらに研究倫理教育で有効期限が迫っている方は必ず受講してください。有効期限や研修動画についての詳細は、研究推進課ホームページよりご確認ください。研究推進課HPhttps://www.ompu.ac.jp/u-deps/rco/2022年10月14日(金)、第6回盛記念学術賞授与式が執り行われました。本学術賞は本学の学術振興を図ることを目的に故盛彌壽男(もりやすお)博士(外科学教授)の寄付金により「盛学術振興基金」が設立され、本学で活躍されている医学部及び医学研究科の研究者に対し贈られる賞です。まず初めに佐野浩一学長から、受賞者である医学研究支援センタートランスレーショナルリサーチ部門の谷口高平先生に賞状が手渡され、本学術賞の設立経緯及び本学術賞は寄付金の果実で運用されているため、長年開催することが出来なかったこと等のご説明がありました。続いて内山和久医学部長より受賞者の功績について、また、近藤洋一医学研究支援センター長及び鰐渕昌彦本学術賞審査委員会委員長から、本学における今後の活躍に期待を込めた祝辞が述べられました。谷口先生からは、本受賞に対する謝辞と今後の本学の発展への寄与や研究への抱負が述べられ、終始和やかな雰囲気のなかで記念撮影され閉式となりました。令和4年度 盛記念学術賞授与者(敬称略) 医学研究支援センタートランスレーショナルリサーチ部門講師 谷口 高平日時:2022年10月7日(金)場所:歴史資料館 多目的講義室(3階)ゴールドマン・サックス若手医師長期海外留学支援奨学基金研究成果報告会が、寄付者のご臨席の下、植木實理事長、佐野浩一学長・副理事長、内山和久医学部長、南敏明病院長をはじめ30名余の教職員が参加して開催されました。初めに植木理事長・本基金運営委員長から、本基金設立の趣旨と寄付者への感謝の言葉が述べられ、寄付者で本基金運営委員及び審査委員のゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント株式会社アドバイザリー・ディレクター桐谷重毅様からご挨拶をいただいた後、佐野学長・副理事長・本基金運営委員から挨拶がありました。続いて、2022年2月に留学を終えて帰国された一般・消化器外科学教室の松尾謙太郎助教から海外留学研究成果の報告及び出席者との質疑応答が行われ、最後に所属長の李相雄教授から寄付者への謝意が述べられ、内山医学部長の挨拶で閉会となりました。2022年度医学会秋季学術講演会が、2022年10月26日(水)に新講義実習棟P101で開催されました。〇特別講演「社会に貢献できる法医学を目指して」法医学教室 教授 佐藤 貴子「呼吸器外科における手術術式の変遷:機能温存と侵襲度の観点から」胸部外科学教室 特別職務担当教員教授 花岡 伸治研究倫理教育およびコンプライアンス教育研修の実施令和4年度(第6回)盛記念学術賞授与式2022年度医学会秋季学術講演会12141315

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