大阪医科薬科大学学報 3号
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Osaka Medical and Pharmaceutical University22受賞者へ祝辞を述べる大野薬学部長式典後の記念撮影薬学学務部 学生課医学部 生理学教室2022年6月27日(月)、阿武山キャンパスA棟2階大会議室で2022年度薬学部・大学院薬学研究科特待奨学生表彰式を執り行いました。この特待奨学生は、学部生(第2・3・4・5学年)は昨年度一年間の成績上位7名が対象者として、大学院薬学研究科は入学試験成績に加えて最終の学部成績が優秀な学生が対象者として選出され、毎年、表彰状と奨学金が贈呈されるものです。当日は、梅雨のじめじめ感を全く感じさせない明るい日が差し込む中で式典が始まり、最初に浦田秀仁学生委員長より薬学部生の選考経緯が、続いて大学院委員会奨学金担当の永井純也教授から大学院生の選考経緯が説明されました。その後、大野行弘薬学部長より表彰状と目録が手渡され、2022年7月8日(金)、阿武山キャンパスD棟講堂において2022年度薬学部安全運転講習会を開催しました。本講習会は薬学部の単車通学を許可している学生向けのものですが、コロナの影響で2年間実施できていませんでした。しかし、本年度より面接授業の回復に合わせ、登校者数も元の状態に戻りつつあることから、再開することとしました。今回は、コロナの影響で高槻警察署交通課の講師派遣ができないため、臨時で学生課担当補佐の桝井が、安全運転意識向上の講演を約1時間、出席した薬学部生約60名に向けて行いました。講習内容は、①薬学部の単車通学申請と注意②運転免許の行政処分③単車運転時の危険予測④交通安全動画(約15分)の視聴の4つで、さらに出席者にはA4用紙2枚程度のレポート提出を課し、見て、聞いて、書くことで学生に強く意識させるようにしております。今後も定期的な交通安全活動を行い、薬学部生が事故を起こさないという意識を持つ様に、取り組んでまいります。なお、実務実習中の5年生や授業等でやむを得ず欠席した学生に向けて、2022年秋頃の再開催を予定しています。2022年度薬学部特待奨学生 受賞者一覧現4年生波片 志保里特別優秀特別優秀講習会の模様春名 彩圭山中 遥香浅井 園茄湯田 美珠優秀相馬 佑葵野ロ 瑠衣優秀淺井 基文梅澤 咲来優秀竹下 空前島 志帆優秀津田 朱里長谷 美咲石﨑 悠斗現2年生稲上 真利亜順位最優秀現3年生久保 瑠華順位成績優秀現大学院1年生楠野 将也田原 拓真安藤 優太髙嶋 結衣田中 聖弥高野 結月佐久 彩夏小崎 寧々服部 聖来冨田 美月杼森 巧実藤澤 さくら現5年生畠山 友花薬学学務部 学生課素晴らしい学業を修められた学生に祝辞と、来年も継続して是非特待奨学生として表彰されることを期待しているとの励ましを述べられた後、教員と特待奨学生での記念撮影を行い、式典は滞りなく終了いたしました。なお、今回の表彰式では実務実習中の5年生は参加できませんでしたので、実習終了後の10月頃に改めて表彰式を行うこととしております。USMLEは米国医師免許試験のことで、アメリカでレジデンシーやフェローシップを行うための試験です。昨年合格した糠谷我輝さんに続き、今年も5年生の福島慧さんが合格しました。外国人受験者の合格率は5~6割程度で、ハードルの高い試験となっています。USMLEでは、英語による医学的用語の理解はもちろんのこと、深い医学的知識が要求されます。そのため、USMLEの勉強がCBTや日本の医師国家試験の対策としても役立ちます。また、将来医師として最新の医学を学ぶためには英語の論文を読むことが必須となります。英語で医学の勉強をする習慣が身に付けば、医師となってから英語の論文を読むことに苦労することがなくなると思われます。USMLEの試験は、もちろん全て英語で行われ、ハードルは高く簡単な試験ではありませんが、諦めずに勉強を続けていれば誰しもが合格を勝ち取ることができる試験です。是非、挑戦してみてください。薬学部・大学院薬学研究科特待奨学生 表彰式2022年度薬学部安全運転講習会を開催医学部5年生の福島慧さんがUSMLE STEP1に合格!404142

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