大阪医科薬科大学学報 3号
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二瓶圭二教授3学部混成のグループワーク佐野浩一学長 伊藤淳平助教奥英弘専門教授発表会看護学部 母性看護学・助産学分野薬学学務部 教務課12:00~12:15オリエンテーション(薬学部教員)12:15~12:30移動12:30~13:1013:10~13:4013:40~15:00GW2(3学部混成):GW1の内容を共有し、患者・家族に15:00~15:1515:15~16:30時間GW1(学部ごと):自職種の視点から情報収集・整理スケジュール第98回医学会総会及び2022年度春季学術講演会が、2022年6月15日(水)、新講義実習棟P101で開催されました。第18回研究奨励賞 他雑誌部門“Iron derived from autophagy-mediated ferritin degradation induces cardiomyocyte death and heart failure in mice”薬理学教室 助教 伊藤 淳平○特別講演「高精度X線治療および粒子線治療と比較したホウ素中性子捕捉療法(BNCT)の特長」放射線腫瘍学教室 教授 二瓶 圭二「視神経病態時のastrocyteの変化」眼科学教室 専門教授 奥 英弘2022年6月6日(月)、阿武山キャンパスにおいて多職種連携論3医療倫理を実施しました。3学部の学生463名(医学部4年生・薬学部3年生・看護学部3年生)が、一堂に会した最初の対面授業となりました。準備した医療倫理に関わる8つのオリジナルシナリオの内の1つについて、学生たちは最初に学部内のグループで討論し、その後、3学部混成の34グループに分かれて課題解決に取り組みました。グループワークでは、問題点の抽出や各学部の学びを踏まえた解決策の提案をもとに、最終的にグループでまとめた意見を発表しました。コロナ禍の収束が見通せない中で、午後のみの短縮版になりましたが、学生は学部間の壁を感じさせることなく生き生きと活発に意見交換し、とても充実したグループワークでした。この授業を通して、医療人としての倫理観の醸成だけでなく、各学部の学生がお互いに他職種の思考や価値観に触れ、それぞれの専門職の役割を認知するとともに、多職種連携の重要性を理解し実践する基盤を身に付けたことと期待します。第24回日本母性看護学会学術集会(学術集会長 看護学部 教授 佐々木綾子)は、約1,000名の登録者のもと2022年6月26日(日)大阪医科薬科大学看護学部講堂をライブ配信会場としてweb開催しました。テーマは「パンデミックからのメッセージ~母性看護へのヒント~」、当日は佐野浩一学長に開会式でのご挨拶をいただいたのち、会長講演、特別講演2題、教育講演2題、ランチタイムセミナー1題、シンポジウムをライブ配信し、教育セミナー4題、一般演題をオンデマンド配信しました。特別・教育講演は、「筋肉体操」の順天堂大学 谷本道哉先生による「今からでも間に合う100歳まで歩ける体力づくり」、大阪大学 大竹文雄先生による「行動経済学からみたコロナ禍の人々への影響と行動変容支援」など、メディアでもご活躍の先生方にご講演いただき、たいへん盛り上がりました。また教育セミナーでは、産科・生殖医学科 科長の藤田太輔先生に母児感染症について、薬学部の矢野良一先生には周産期の薬理学についてご講演いただき、多くの参加者がオンライン上で学習しました。テーマに即したプログラムは、たいへん好評で、7月の1カ月間は、すべてをオンデマンド配信しました。学術集会を通じ、「母性看護へのヒント」を共有し、今後の母性看護を考える機会となりました。ご支援・ご協力をいただきました関係の皆様に厚く御礼申し上げます。移動・アイスブレイクよりよい医療を提供するために、チームの方針を提案発表会場へ移動総合討議:3カ所に分かれて発表(各事例につき1グループ)第98回医学会総会・春季学術講演会3学部合同授業実施-多職種連携論3医療倫理-第24回日本母性看護学会学術集会21OMPUOMPU TOPICS※記事の中の名称や肩書き等は、当時のものです。OMPU TOPICS※記事の中の名称や肩書き等は、当時のものです。大阪医科薬科大学医学会373938

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