大阪医科薬科大学学報 3号
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病院看護部中山サツキ看護部長が日本看護協会長表彰を受賞Osaka Medical and Pharmaceutical University18赤ちゃん体操指導の場面25709372 9 1 5275 11 5291*内定取消は国試結果によるものです。ドラッグストア薬 局病 院公務員教育・研究進 学未確定内定取消*合 計金先生のご講演2022年5月1日確定者の割合薬学学務部 学生課9.1%25.5%33.8%26.2% 3.3% 0.4%1.8% 100.0%(275名)LDセンター医学部 衛生学・公衆衛生学Ⅰ・Ⅱ教室2020年からの新型コロナウイルス感染症拡大によって、LDセンターでは緊急事態宣言下で子どもの指導を休止したり対面講演会を中止してweb講演会に切り替えたりすることになりました。様々な影響を受けてきましたが、感染状況が落ち着いてきたこともあり、感染拡大防止の対策を行いながら少しずつコロナ前の活動を再開することになりました。まずこの春より、ダウン症のある子どものための初期のプログラム「赤ちゃん体操」で、「赤ちゃん体操指導員」の資格取得を目指す実習生の受け入れを始めました。「赤ちゃん体操指導員」は、日本ダウン症療育研究会(玉井浩会長/前小児科学教室教授、現小児高次脳機能研究所・LDセンター顧問)の認定資格で、以前より当センターでも実習生を受け入れていました。心待ちにされていた医師や看護師、作業療法士など様々な職種の方々が近畿圏外からも来所され、プログラムの実際に触れ、学びを深められる風景が戻ってきました。また、6月11日には2020年1月以来の対面講演会を実施しました。学Ⅰ講堂にて、午前は城陽市立ふたば園園長の松尾育子先生に、午後は当院小児科の金泰子先生にご講演いただきました。久しぶりに直接講義を聞いた参加者からはたくさんの質問があり、有意義な時間となりました。2021年度薬学部薬学科(6年制)卒業生の進路について報告します。2021年度は新型コロナウイルス感染症拡大に伴い説明会や採用方法に変更があり、学生の就職活動には影響がありましたが、結果的には薬学部の就職・進学率にはそれほど影響はなく、今年も堅調に推移しました。5月1日時点での就職・進学率は94.5%となりました。2021年度卒業生の内訳は、下表の通りです。学生の進路傾向は年度ごとに若干異なりますが、昨年度と比べると病院への就職が増加し、企業が減少しています。(進路確定者合計)業種企 業卒業生割合 8.6%24.1%32.0%24.7% 3.1% 0.3% 1.7%94.5% 3.8% 1.7%100.0%2022年5月27日(金)に、磐手公民館の成人講座として、衛生学・公衆衛生学Ⅰ・Ⅱ教室の講師(准)神谷訓康先生が「インターバル速歩」の講義を実施しました。これは、本学のたかつきモデル事業の一環として実施したインターバル速歩事業に参加した市民の方が、公民館の関係者の方に提案してくださって実現した企画です。講座では、インターバル速歩の実践方法の他、たかつきモデルの紹介や、インターバル速歩事業から発出された研究成果も紹介しました。講座の後には公民館に隣接するグラウンドと散歩道を利用して、参加者にインターバル速歩の実践をしていただきました。公民館の職員の方によると、後日窓口に来て「自宅でも速歩を実践しているよ」とお声をかけてくださる方もいらっしゃるそうです。LDセンター講演会・研修案内ホームページ2022年6月8日(水)、に幕張メッセ(千葉県)で開催された日本看護協会通常総会において、当院看護部の中山サツキ看護部長が日本看護協会長表彰を受賞しました。この賞は、看護協会の研修等における講師として永年にわたり看護師教育に尽力したこと、また助産師職能理事として職能の課題に取り組み、地域の母子活動に貢献したことに対するものです。赤ちゃん体操指導員実習・対面講演会再開薬学部 2021年度就職・進学状況磐手公民館で「インターバル速歩」の講義を実施28303129

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