大阪医科薬科大学学報 3号
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副院長(業務改善推進委員会委員長)金沢徹文DX推進に向けてコニカミノルタ株式会社との協働を話し合いました薬学総務部 総務課薬学部の学生と薬学研究科の大学院生が「日本薬学会第142年会」において学生優秀発表賞を受賞しました人事部 人事課左から、林さん、加藤さん、石﨑さんコニカミノルタ株式会社会長の山名昌衛氏(左)と本法人植木實理事長医学部薬理学教室の伊藤淳平助教が、福岡で開催の第95回日本薬理学会年会(2022年3月7日(月)~3月9日(水))にて「Iron derived from ferritinophagy induces cardiomyocyte death and heart failure in mice(フェリチノファジーによって放出される鉄はマウス心筋細胞死と心不全を誘導する)」という演題で発表し、年会優秀発表賞を受賞しました。同賞は若手研究者の中から優れている発表に対して贈られる賞であり、伊藤先生は心機能・心不全を研究対象とした演題の中から審査委員の厳正なる選考の結果選出されました。伊藤先生曰く、「本賞を受賞させていただくにあたり、日頃よりお世話になっている朝日通雄教授や薬理学教室の皆さんに深く感謝を申し上げるとともに、これを励みに今後も精進してまいりたい」とのこと。伊藤先生の今後の活躍を大いに期待したいところです。日時:2022年4月1日場所:看護学部講堂<入職式出席者>教員:19名/レジデント:49名技術職員・事務職員:37名高槻中学・高等学校教員:4名三島南病院職員:16名研修医:57名(管理棟第9会議室にて中継)看護師:161名(高槻中学・高等学校コナコピアホールにて中継)受賞者研究テーマ受賞者研究テーマ受賞者研究テーマグローバル企業であるコニカミノルタ株式会社会長の山名昌衛氏とそのトップチームが本学を訪れました。同社はカメラで培った技術を応用し、レントゲンやパルスオキシメーターなど医療現場で使われる機器の開発を行ってきました。さらに、現在は様々な技術を活用してDX(デジタル・トランスフォーメーション)推進を行っており、自治体の業務分析やその改善方策などで高い実績を誇っています。当院において今後求められる同意書や説明書のペーパーレス化や、患者紹介におけるデジタル技術の活用を両者で行っていくために意見を交換しました。当院は大学病院であり、特定機能病院でもあるため求められる医療レベル・情報管理レベルはますます高くなってきています。一方で、医師の働き方改革で要請される業務の効率化の観点からデジタル技術の応用は避けられません。今後いろいろな形で両者の協働体制が推進していくことで、当院が掲げるスーパースマートホスピタルの名に恥じないように、また3学部を擁する本学がデジタル化の波に取り残されないように尽力していきたいと思います。:大学院薬科学専攻博士後期課程2年 加藤将貴さん(薬品作用解析学研究室):Phf24欠損ラットの扁桃核における神経伝達物質遊離機能の変化:薬学部6年 石﨑悠斗さん(薬品作用解析学研究室):過分極活性化環状ヌクレオチド依存性HCN1チャネル欠損ラットにおけるけいれん感受性評価:薬学部5年 林 薫子さん(病態生化学研究室):ブレオマイシンとリポポリサッカライド誘発性肺線維症急性増悪モデルにおけるマクロファージの役割OMPU TOPICS※記事の中の名称や肩書き等は、当時のものです。医学部 薬理学教室伊藤淳平先生が第95回日本薬理学会年会優秀発表賞を受賞2022年度 職員入職式15OMPU17191820

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